ポンの肺にガンが転移

こんにちは。
めっきり秋らしくなって、朝晩は涼しくなってきましたね。
大好きな冬の到来が待ち遠しいです。

さて、今日は久しぶりに14歳のポンの事を綴りたいと思います。

ここ数日、ポンの様子がおかしかったので、ダンナさんと、病院に連れていきました。

症状は
・呼吸が異様に早く、お腹で頑張って息をしている感じ
・ご飯を食べない
・ほとんど動かない
といった感じ。

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病院へ連れて行ったら、祝日で午前診のみといことだけあり20人以上待ち…
待ち時間が長くてポンがしんどそう…

受付で症状を伝えたら、優先して診てくれることに。
まずは酸素ボックスに入れてもらってから、そのあと検査。

待つこと30分以上…

ようやく呼ばれまして、ドキドキしながら診察室に入り先生からの説明。
見たくない聞きたくない事実を知ることになりました。

レントゲン写真。
肺に白い影。
恐らく3年前に患ったアポクリン腺癌の転移だろうと…
余命も1〜2ヶ月もつかどうか。

そうか…ついに来ましたか…
肺に転移って、ポンの母であるハクの時と一緒だ。

そして、更に胸に水が溜まり、肺が非常に小さく収縮。
2年前に撮ったレントゲンとは半分くらい小さい。
なので、呼吸する時に肺が膨らまずお腹で頑張って呼吸をしていた感じだったみたい。

胸の水をそのままにしていたら、2〜3日で亡くなってしまうそうで、もちろんすぐに対応してもらうことに。
もし病院に連れて行くのが遅れていたらと思うと恐ろしい…

水抜きは30分ほどで終わるとの事でしたので、時間が来たら再度診察室に呼ばれました。

終わったのかと思ったら…
こんな時だけどポンは私に笑いをくれました。

先生が「普通は水を抜く時はだいたいやせ細った状態の子が多いんですけど、この子の場合は7kgオーバーのふくよかさんなので、水を抜くチューブがちょっと入りにくいです。少し休ませながら2回に分けて抜かないとカラダに負担がかかります」だそうで…

あなたとっても食いしん坊ですもんね…(^^;)

午前の診察が終わり次第、午後から水抜きを再開し、酸素ボックスで休ませ、終わり次第連絡をしますとの事で、私達は一旦お家で待機。

この待機時間は色々な事を考えました。

今思えば夏の暑い間、少し元気がないように思っていたんです。
暑さで疲れているだけかなと思ってたのですが、その頃から症状が出ていたのかもしれません。
もっと早くに気づいてあげられていたら良かったと自分を責めました。

ようやく、夕方頃に病院から連絡が入りお迎えに。
抜いた水は400cc弱!!ビックリです。

そして、先生と今後の治療方針について話しました。
その結果、抗ガン剤治療ではなく、分子標的薬「パラディア錠」での治療をすることになりました。

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抗ガン剤治療の場合、がん細胞だけでなく、良い細胞まで作用してしまうみたいなのですが、この分子標的薬はがん細胞だけに作用するので、抗ガン剤に比べると副作用が少しマシなようです。

でもですね、注意事項を言われました。
・薬を手で触ったら必ず洗う
・尿や糞、嘔吐物の掃除では直接手で触らない(そもそも触りませんけど…)。必ずゴム手袋を使用する
など、その他もろもろ言われました。

これを聞いただけでも、抗ガン剤よりはマシと言えども強いお薬なのだなと、ちょっと怖くなりました。

ポンにどれだけ効果が出るかは分かりません。
ポンは薬を飲むのを非常に嫌がる子なので、どんな薬でも飲ませること自体がかわいそうなのですが、そんな事言ってられません。
症状が少しでも和らいでくれたら良いなと願うばかりです。
ひとまずは、週3日(月・水・土)飲ませるスケジュール。
私自身、薬の飲ませ方をいい加減うまく出来るようにならないと!

病院から帰って来た直後のポンちゃん。
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肺の水を抜くために、両横腹の毛を刈られそこから針を刺した跡が残っています。
でも、水を抜く前より明らかに呼吸は少し落ち着いています。
歩くようにもなりました!
とは言え、健康な時と比べるとしんどいのには違いはありません。

今後どうなるか分かりませんが、
出来る限り多くの時間をポンちゃんとの時間に使いたいと思います。

では、また

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